マレーシア就職の参考に1

今回はマレーシアの「気候」について紹介したいと思います。

マレーシアはまだまだ日本人の認知度が低い国だと思います。私も友人に「マレーシアに住んでいる」と話してもどの辺りにある国なのか知っている人は少ないようで、結局説明しなければいけないような感じです。もしかしたらマレーシアで就職を考えている皆さんにとってもまだまだ”遠い”国かもしれませんね。この一連の記事で少しでもマレーシアを身近に感じていただけると嬉しいです。

*まず初めにマレーシアの土地の説明を
東南アジアのほぼ中心に位置しているのがマレーシアです。マレーシアはアジアの大陸につながっているマレー半島の部分とボルネオ島という島の部分とでできています。国土は意外に広く33万338平方キロメートルと日本の国土の約90%ほどの広さがあります。その70%がジャングルです。特にボルネオ島の”東マレーシア”と言われる地域には古代からのジャングルが存在しています。リゾート施設が沢山ある地域です。首都のクアラルンプールのある西マレーシアは比較的新しいジャングルだったこともあり開発が容易に進めることができたようで、東マレーシアに比べると文化的発展が進んでいます。
おそらく日本から就職のために来られる方のほとんどは「西マレーシア」に来られることになると思います。

*マレーシアの気候
赤道に近いために一年を通して熱帯気候の国です。日本のように四季は存在しません。代わりにあるのが「雨季」と「乾季」の二季です。気温の変化は一年通してほぼ変化がありません。
[一年を通しての平均気温:最高気温34度前後、最低気温25度前後]
私の経験から言いますと、この暑さに慣れるまでには最低でも2ヶ月かかるかと思います。それまでは無理せずに過ごしてください。無理をすると熱中症で倒れてしまいますよ。
暑さの他に問題なのが湿度です。マレーシアは湿度がとても高い国です。一年を通して大体80%前後の湿度があります。慣れればなんてことはないのですが、それまでは結構大変かもしれません。
【補足情報】
乾季といっても雨が全く降らないわけではなく数日に一度は突然の大雨(スコール)が降ります。逆に「雨季」と言っても「梅雨」のようにシトシト雨が降り続くわけではありません。1、2時間程度ドッと降って後は晴れてしまいます。

ちょっと気候のことを聞いて心配になった方もおられるでしょうか?でも心配はいりません。日中はたしかに暑いですが、人間の体は凄いもので2、3ヶ月もすれば気候に慣れてしまうものです。マレーシアの朝晩は気温がかなり下がるので涼しく感んじるほどで、温度の数字以上に住みよく感じると思います。(私なんか朝晩が涼しい時は長袖長ズボンという格好をしている時もありますよ 笑。)

今回はマレーシアの気候について紹介しました。
次回はマレーシアの「衛生環境」について紹介します。